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工藤昭彦(東京理科大学 理学部応用化学科)
人工光合成を目指した光触媒材料開発とその課題
2020年3月3日(火)13:30-14:30 自然科学研究棟4号館807セミナー室
要旨
資源・エネルギー・環境問題を解決するために,太陽エネルギーを活用できる科学技術の確立が急務となっている。この課題を解決する科学技術として,人工光合成が注目されている。この人工光合成を実現するために,水を分解して水素を製造する,さらには二酸化炭素を還元して資源化する光触媒材料の開発が世界中で盛んに行われている。本セミナーでは,光触媒の基礎から,最先端の光触媒研究の動向について紹介する。また,この研究を進めるにあたっての課題について説明し,問題提起を行う。